松本市が検討していた、アルプス公園まきば山荘跡地周辺にオートキャンプ場の整備の件につき、隣接する展望広場の重大な耐震問題が発覚し、松本市がオートキャンプ場を整備する予算(約1億5千万円)を当初予算から取り下げた事を受け、当プロジェクトがオートキャンプ場の整備を求める請願も取り下げる事となり、私たちのこれまでの活動は宙に浮いた状態となってしまいました事をご報告させて頂きます。
5,158人もの方からご賛同の署名を賜りながら、このような形となってしまった事がとても残念でなりませんし、沢山の励ましのお言葉や是非実現して欲しいという皆さまのお気持ちを考えると、なんとも言葉にならない脱力感と申し訳ない気持ちで胸が痛くなります。このような事態になってしまいましたが、やはり私たちとしても安全面は一番重要な要素だと思いますので、この度の推進派としての請願の取り下げは断腸の思いでした。
これまで私たちは、一貫して市議会議員の皆様に、当地へのキャンプ場整備の意義を訴えてきました。5,158人の賛同を添えての要望書の提出では、多くの方が楽しみにしてくださっている事をお伝えしました。
また、信州大学の教授やアウトドア業界に精通している経営者を講師に迎えた「アウトドア勉強会」では、市場の動向、子供への教育、防災といった観点から自然体験学習の場として重要性を訴えました。
それらは、放置された同公園の最高の景観を活用し、魅力ある街づくりに少しでも貢献したいとの強い思いからです。しかしながら、ほとんどの議員の皆様には「聞く耳」を持ってもらえず、片方の意見にしか耳を傾けない姿勢についてはとても虚しい気持ちになりました。
現在、あの最高の景観が楽しめる「展望広場」は耐震強度不足で立ち入ることができなくなっております。このままにしておくのは、松本市の魅力に蓋をしているような物だとしか思えません。素晴らしい景観を守りたいという思いは、賛成の方も反対の方も皆さんが思っていることです。しかし、活用しないのは、ほんとうに勿体ないと思います。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大は観光都市である松本市に深刻な打撃となっており、多くの事業者が、かつてない苦しみを感じております。
そんな状況から、立ち上がり、そして立て直していくには、松本市の魅力を掘りおこし、積極的に活用していくことが、アフターコロナの希望になると確信しています。
松本市は、来年度以降、アルプス公園まきば山荘跡地の活用について、広く市民からの意見を聞く場を設けて、再検討を進めることを表明しています。私たちは、引き続きあの展望を活かした活用方法の提案をしていきたいと考えています。
最後になりましたが、署名のご協力や講演会などに参加くださった沢山の皆さまに、心より感謝申し上げるとともに、これからの当プロジェクトの「松本をアウトドアの聖地にしよう!」という活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。
松本アウトドアプロジェクト
発起人一同 2022.3.21
アルプス公園は、「自然を生かしたこども園」として親子連れに愛され、市内外から多くの人を呼ぶ 岳都松本の誇りともいえる都市公園です。その西斜面の一角に位置するまきば山荘跡地は、松本平と 北アルプスが一望できる最高のロケーションでありながら、施設取り壊しの後、活用されていません。 現在、放置され荒れ地となった駐車場を、キャンプ場として有効活用すれば、誘客の目玉となり、同 公園、さらには、松本市の新たな魅力となるのではと考えます。
市民が身近なところでアウトドアを楽しむことができる松本を、誇れる場所として創造し発信する。 アウトドア志向の人を松本に呼び込み、移住者を増やすことにつながります。松本の宝である自然環 境を守りながら観光資源として活用し、経済を活性化させることができると期待します。
私たちは、松本市のアウトドアフィールドは世界に誇れる資源だと捉えています。“アウトドア”は 一過性のブームではなく、アフターコロナの「稼ぐ力」として注目しています。コロナ禍を乗り越え 日常が戻った時、市内関連施設が連携し、イベントを開催するなど、「アウトドアの聖地」の魅力を多 くの人に発信していきたいと思います。
松本をアウトドアの聖地にしよう! 松本に賑わいを取り戻そう! 署名にご協力をお願い致します。
1.街中に近いキャンプ場で手軽に野営を楽しむことができる施設の整備
2.現代の子ども達の「生きる力」を育む自然体験活動の拠点としての活用
3.アウトドア関連施設は、万が一の災害時に役立つテントを保管し、避難訓練に対応
4.市内キャンプ場等関連施設が連携し、「アウトドアの聖地」としての魅力を発信
5.整備については、できる限り自然環境に配慮することを要望
代表:鈴木雷太(Japan Alps Cycling Project 代表)、
飯沼雅樹(畜産農家)、 犬飼健(歯科医師/信州嵐代表)、小杉敬((株)ゼインアーツ代表)、住吉久典(SAKEPUB(同))、中島万里(会社員)、林幸一((株)ランドサービス代表)、福澤崇浩((株)三代澤酒店取締役/開智小学校 PTA 会長)、 藤原隆充(藤原印刷(株)専務取締役)、山田忠幸(会社員、元丸ノ内中学 PTA 会長)、和久井悟(学習塾代表、ミュージシャン)
※2021年7月現在
「松本をアウトドアの聖地にしよう!」
私が、初めて自転車で長野県に来たのは中学生の時、美ヶ原を疾走しました。
その後、練習場所を求め20歳の時に松本市に引っ越して、以来サイクリストにとって魅力的で可能性を秘めた土地だと思って過ごしてきました。安曇野センチュリーライドをはじめとして、乗鞍や美ヶ原のサイクリングイベントに関わり、その確信をさらに強くしています。
北アルプスの山脈と田園風景。
その雄大な景観や起伏に富んだ地形、爽やかな空気、美味しい水、湧き出る温泉。豊かな自然と恵まれたロケーションは、日本国内のみならず、世界的にもすごく可能性があると感じています。
市民が身近なところでアウトドアを楽しむことができる松本。
この恵まれた環境を、誇れる場所として創造し発信する。アウトドア志向の人を松本に呼び込み、移住者を増やすことにつながります。松本の宝である自然環境を守りながら観光資源として活用すれば、経済を活性化させることができると期待します。
私たちは、松本のアウトドアフィールドは世界に誇れる資源だと捉えています。“アウトドア”は一過性のブームではなく、アフターコロナの稼ぐ力として注目しています。コロナを乗り越え日常が戻った時、イベントを開催するなどして「アウトドアの聖地・松本」の魅力を多方面に発信していきたいと考え、この度、「松本アウトドアプロジェクト」を設立いたしました。
松本アウトドアプロジェクト代表
鈴木雷太
オンライン署名と、紙の署名(郵送)を用意しております。
▶オンライン署名はこちらから
▶紙署名はこちらからPDFをダウンロード
▼紙署名の送付先▼
〒390-0811 長野県松本市中央 2-3-20 トドリキビル1階 松本アウトドアプロジェクト運営事務局
松本アウトドアプロジェクト運営事務局
〒390-0811 長野県松本市中央 2-3-20 トドリキビル1階
Email:matsumoto.op(アット)gmail.com
お問い合わせはメールにて承ります。